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技術検定2級 全6種目を年2回実施

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土木施工管理技術検定と建築施工管理技術検定を対象に今年度から先行してスタートされた、2級学科試験の年2回化が拡大されます。
2018年度から、土木・建築・建設機械・電気工事・管工事・造園の全6種目の2級学科試験が、年2回実施になります。

これからの担い手確保のために

2級学科試験の年2回化は、若年層を中心とした受験機会の拡大と、資格取得の促進による建設業への入職・定着が狙いとなっています。
高校生にとっては、2015年度まで受験機会は高校3年の1回のみでしたが、2016年度からの受験資格緩和によって17歳での受験が可能になり、高校2年と3年の計2回に拡大されました。
今回の年2回化によって、2017年度からは最大4回までの受験機会を得ることができるようになり、高校生3年生は前期日程の学科試験に合格すれば、7月から解禁される就職活動に有利に働くことになります。(試験の前期日程は6月、後期日程は11月)

受験者は増加傾向に

2006年度から学科試験と実地試験が分離され、また2016年の17歳から受験が可能になったことで若年層を中心に受験が定着してきています。
資格取得が就職活動のインセンティブになることや、前期試験で仮に不合格になったとしても、後期試験に再びチャレンジすることが可能であることから、年2回化が若年層を中心とした建設業への入職に大きな効果をもたらす可能性は高いでしょう。