技能者個人に直接配信
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CCUS関連情報 技能者個人に直接配信
建設業振興基金は29日、運営する建設キャリアアップシステム（CCUS）の登録技能者数が100万人を突破したことを機に、登録技能者にCCUS関連情報を直接発信する取り組みを始めた。
メールマガジンを年4回程度配信し、登録技能者向けの特典情報を中心に案内する。これまでは専門工事業団体を通じて技能者に情報提供してきたが、技能個人に情報を直接届けるツールを有したという点で、この取り組みは大きな意味を持つと言えそうだ。
建設業振興基金 意識高揚、利活用促す
CCUSの利用規約に基づき、登録ユーザーに対する連絡として、CCUS登録時の連絡先メールアドレスにメールマガジン「CCUSメンバーメール」を定期配信する。
CCUS応援団が提供する特典やCCUS関連の情報など、登録技能者にとって有益な情報を提供する。配信の停止や再開は自由に行うことができる。29日時点でCCUS応援団の特典は34件ある。
取り組みの開始に併せて基金が登録メールアドレスを分析したところ、所属する事業者の総務部門で使用していると思われるメールアドレスを登録している技能者が一定数いたという。事業者を通じてではなく、個人に情報を直接届けるため、こうしたメールアドレスを登録している技能者からメールマガジンの配信先変更の希望を今後受け付ける予定だ。
29日に配信した第1号のメールでは、登録技能者数100万人突破を受けて斉藤鉄夫国土交通相が15日の記者会見で発言した内容と、5件の特典情報を紹介した。基金は、登録技能者に対して直接情報発信することで「CCUSユーザーとしての意識を高め、積極的な就業履歴の蓄積などCCUSの利活用を促進していきたい」としている。
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（参考資料 日刊建設新聞、日刊建設工業新聞 、国土交通省HP、 一般財団法人建設業情報センターHP)
