CCUS活用コースを創設/中小企業を建設関係助成金で支援
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厚生労働省概算要求
厚生労働省は、
- 建設企業・建設業関係団体向け助成金のうち、人材確保等支援助成金で「建設キャリアアップシステム(CCUS)等活用促進コース(仮称」を2025年度に創設する。
- CCUSの普及が一定度進んだと判断し、次のステップとして、25年度から中小建設企業を対象に、CCUSを活用した雇用管理改善に対する支援に移行する。
- 24年度までとしていた人材開発支援援助成金の「建設労働者技能実習コース」の受講生が、CCUS技能者情報の登録者であれば、賃金助成額を1割上乗せする優遇措置は、25年度までの1年間に限り延長する。
厚労省はこれらの建設企業・団体向け助成金に必要な予算を25年度予算の概算要求に必要な予算を25年度予算の概算要求に盛り込んだ。建設関係助成金の要求額は、前年度比4.7%減の68億9000万円とした
建設キャリアアップシステム(CCUS)等活用促進コース(仮称)創設
新たな活用促進コースは、「雇用管理改善促進事業」とし、技能者の能力・経験に応じた適切な処遇の実現が目的。雇用管理改善を進める必要がある中小建設企業が実施するCCUSを活用した取り組みを後押しする。
CCUS技能者登録数は7月末時点で148万人を超え登録が進んでいるものの、レベル判定済技能者が登録者の10%未満にとどまっており、能力評価の加速化と、就業履歴蓄積に向けたカードリーダーの現場が求められている。
助成金の支給要件:建設関係助成金
【助成金の支給要件】
中小建設企業が雇用する全ての技能者が雇用する全ての技能者が、CCUSへの技能者が、CCUSへの技能者登録を完了させた上で、レベル判定によって昇格評定を受けた技能者の賃金を5%以上増加させた場合となる。
【支給額】
技能者1人当たり16万円。支給上限は1事業年度当たり最大10人の160万円とする。各技能者は1回の助成金支給申請を可能とする。各技能者は1回の昇格評定ごとに、1回の助成金支給申請を可能とする。
【参照HP 厚生労働省】
建設関係助成金
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(参考資料 日刊建設新聞、日刊建設工業新聞、日本工業経済新聞社、国土交通省HP、 一般財団法人建設業情報センターHP
一般財団法人建設業振興基金HP)