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ゴールドカード技能者の退職金が大幅アップになる可能性も!!

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国土交通省、建設キャリアアップシステムで新提案

国土交通省は、全国建設業協会の専務・事務局長会議で、建設キャリアアップシステム(CCUS)の利点をより明確化するため、ゴールドカード技能者を対象とした建退共掛け金の大幅引き上げ、「建設キャリアアップシステム義務化モデル工事」にかかるICカードリーダーの設置費用、現場利用料(カードタッチ費用)の後精算を検討していくことを明らかにしました。

ゴールドカード技能者の退職金を1.5倍ほど多く積み立てる方法を検討

会合では、全建側が「元請け、下請けに対するシステムのメリットを再整理した上で、財源問題を踏まえ、システムの意義を再確認することが必要」と伝えました。
これに対し、国土交通省はシステムメリットを高める施策として、「ゴールドカード(技能者)の建退共制度の掛け金を450円まで引き上げ、退職金を(他の技能者より)1.5倍ほど多く積み立てる方法を検討したい」と説明しました。ただ、法令の改正が必要なため、関係省庁と今後調整する見込みです。
現行の建退協掛け金   (一律)310円⇒320円(2021年10月)

カードリーダー費の後精算

建設キャリアアップシステム義務化モデル工事ではカードリーダー設置、カードタッチに伴う費用を発注者(国土交通省)が負担しますが、履行の確実性を確保する上で請負金額とは別枠で設置費用などを計上し、契約締結後も精算できる仕組みを検討すると紹介しました。
工事内容を踏まえ、技能レベルに応じた技能者の適正配置を分析するシステムの開発も進めるとしています。
また、システムの利用者(登録)数が増えていけば、使用料金を始めとする「費用負担の考え方も変わってくるのでは」との見通しを示しました。

料金引上げは来月上旬に方向性 一般社団法人 全日本建設技術協会

一般社団法人 全日本建設技術協会では「システムの運用を止めない」ことが総意であるものの、CCUSの使用料金の引き上げと開発経費の追加負担に関する方向性は、建設キャリアアップシステム運営協議会の運営委員会(31日開催)で新たに提示される料金引上げ案と具体的な負担額、47都道府県建設業協会の意見を踏まえて決定されます。
各協会に対しては賛成・反対だけでなく、条件付き賛成など幅広く意見を求めることとしています。
使用料金の引き上げについては、10月の料金改定を見込んでいるため、労働委員会や理事会を経て、8月7日の同協議会の総会で全建の考え方を報告されます。
一方、追加負担については、利用者全体の問題である料金引き上げと異なり、全建として負担を了承するか否かの機関決定事項であることから、より慎重に議論を重ね、9月18日に開く理事会で方向性を固める方針です。

(参考資料「建通新聞 7月27日」、国土交通省ホームページ)

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