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特定技能外国人受入れ ベトナムの5つの訓練校と業務提携

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一般社団法人 建設技能人材機構(JAC、才賀清二郎理事長)は、ベトナムからの建設分野の特定技能外国人の受け入れに向けて、ベトナム国内で「教育訓練」と「技能評価試験」を実施する5つの訓練校と業務提携覚書を締結しました。
詳しくは
国土交通省「建設分野における外国人材の受入れ」>>>

教育訓練・技能試験の基本的枠組みや、両者の実施事項などが正式に規定され、今後、訓練生の費用負担などの調整を経て、教育訓練の参加希望者を募集することになります。早急に教育訓練を開始して、2020年2月の技能試験実施を目指すとしています。

-教育訓練、技能試験の枠組みを規定-

業務提携覚書を交わした訓練校

2019年9月30日にベトナムのハノイで国土交通省、ベトナム建設省の両国政府関係者の立ち会いの下、才賀理事長と5校の代表の間で業務提携覚書が交わされました。
5校とは、
▷都市建設短期大学(ハノイ、左官・コンクリート圧送)
▷第一建設短期大学(同、型枠施工・鉄筋施工)
▷建設機械短期大学(同、建設機械施工・土工・鉄筋継手)
▷ホーチミン建設短期大学(ホーチミン、トンネル推進工・内装仕上げ)
▷ミエンタイ建設大学(同、屋根ふき)
です。

教育訓練・技能試験はJACが情報を提供

教育訓練・試験の実施の枠組みの概要は、下記の通りです。

  1. JACが日本の建設企業での採用予定数を各訓練校に情報提供
  2. 採用予冷人数に基づいて各訓練校が在校生などから参加希望者を募集。
  3. 参加希望者に対しては、「準備コース」として日常会話レベルの日本語教育を実施。
  4. 生活態度を含めた適正審査に合格した訓練生を「特定技能コース」に選抜
  5. 日本式施工の技能訓練と実践レベルの日本語教育を実施

日本式施工の技能訓練とは

  • JACが教育プログラムの策定、講師派遣、現地講師の研修、関係資機材の用意、それらの費用負担をします。
  • 実践レベルの日本語教育は各訓練校が担当します。
  • 特定技能コースを修了した訓練生に対して、JACの責任において技能評価試験を実施し、合格者を決定します。
  • 試験の不合格者や特定技能コースに移行できなかった訓練生のうち、希望者に対しては、技能実習生として受け入れることを想定しています。
  • 現地訓練校での教育訓練は、技能実習による受け入れでの入国前講習に相当できることから、入国後の講習期間を短縮できるメリットがあります。

各訓練校は現在、送り出し機関としては認められていません。
従って、各訓練校による送り出し機関との業務提携または、各訓練校自体が許可を得ることなどを今後、検討することになっています。