建設業コラム

2010年5月 6日

2009年度 建設業倒産件数...

いつもお世話になっております。 副所長の牧江です。

 本日は倒産に関する微妙な心境となる話題です。

 東京商工リサーチ(民間信用調査機関)のまとめによると、

  • 2009年度 建設業倒産件数 ----- 3898件

で、これは、前年度比 14.1%減で、3年ぶりに4000件を下回り、前年度を下回ったのも4年ぶり、とのことです。

 景気が上向きのような錯覚を起こしがちですが、これは、中小企業向け金融支援や公共工事の前倒し発注などの政策効果によるものと見られます。と言いますのも、次の通り、業種別では倒産件数の明暗が分かれているからです。

総合工事業(ゼネコン)の倒産件数が大幅に減少・・・24.9%減
設備工事業5.0%減


職別工事業(専門工事業)の倒産件数は増加・・・8.3%増
(床・内装工事業 31.6% と急増、とび・土工・コンクリート工事業 が 6.8%増

一方、2010年度の公共事業関係費が2桁減になっている事実からも、景気の自立的回復はしておらず、今後の倒産状況には不透明さが漂っています。

 いつまで政策効果が持続できるか、建築需要回復の遅れが懸念されます(建通新聞より一部抜粋)。

いつもありがとうございます。