建設業コラム
2010年4月 5日
経審見直しへの国交省の動き
お世話になっております。副所長の牧江です。
前原誠司 国土交通相は3月3日に、経審見直しを示唆しましたが、今回は、これに関する国土交通省の動きをお伝えします。
国土交通省は、入札契約制度改革の一環として、4月以降に 中央建設業審議会(中建審)を2年半ぶりに開催し、検討を始める模様です。
検討内容 ↓
- 経営事項審査制度の審査基準の見直し
- 標準請負契約約款の見直し
- 入札ボンドの拡大
- 信託方式・支払ボンドなど下請代金保全策
- 下請リスト提出方式(仮称)の試行
特に、1.についてですが、
ペーパーカンパニーによる高得点の獲得抑制を主眼に置いており、以下の不正行為の防止と審査基準の見直しが検討されます。
<現場、申請、審査の各段階での不正行為の防止>
- 一括下請による完成工事高のかさ上げや技術者の配置義務違反など、不正行為が疑わしい企業を抽出して立ち入り検査
- 申請段階で利益の水増しなどによる異常値を検出する仕組みによって虚偽申請の疑義業者を抽出し、許可行政庁と経営状況分析機関が連携して対面審査など重点的に審査
<審査基準も見直し>
- 技術者数評価の項目:(現行:)基準日に技術者が在籍していれば評価される仕組み →(変更?)一定期間を継続雇用していることが評価要件
- 再度、経審を請ける企業(再生企業)の取り扱い
- 社会性評価項目(W点)のあり方
中建審は、今夏から秋をめどに一定の方向性を固める見通し、とのことですが、また中建審の検討状況がわかりましたら、このブログ上でお知らせしたいと思います。
いつもありがとうございます。
























