建設業コラム
2009年11月29日
下請資金繰り支援事業制度が始まりました!~その1~
いつもお世話になっております。副所長 牧江です。
さて、少し前になりますが・・・7月より『下請資金繰り支援事業制度』が開始されていますが、ご存じでしょうか?
これは、「下請・資材会社が元請会社に対してもつ売掛債権を、決済期前にファクタリング会社に譲渡することで、早期に現金化できるようにする」というものです。
ファクタリング会社が手形・債権を買い取った後に元請企業が倒産などで回収できなくなった場合の損失の一部を、(財)建設業振興基金の建設業金融円滑化基金から補てんすることにより、手形や債権を買い取りやすくなります。
ちなみに、ファクタリングとは、他人が有する売掛債権を買い取って、その債権回収を行う金融サービスのことです。
この制度利用のメリットとしては・・・
①下請・資材会社は安い金利で売掛債権の早期の現金化が可能。
②ファクタリング会社も債権保証によって安心して債権を買い取れる。
ことが、考えられます。
具体的な要件
【対象範囲】
・資本金、出資金総額が20億以下で常時雇用従業員が1,500人以下の中小・中堅下請建設企業。
・1次下請までが対象。
・資材業者も元請企業に直接資材を供給していること。
【対象債権】
・元請建設企業が債務者で、下請建設企業が債権者とする建設工事。
※民間工事、公共工事の区別なし。
【元請企業の要件】
・債権を買い取る前年度に公共工事の受注実績があること。
・破産、民事再生、会社更生、特別精算の手続きを開始していないこと。
・手形交換所で取引停止処分を受けていないこと。
・財務内容の健全性が著しく損なわれていないこと。
・この事業で不正、不誠実な行為をするおそれがないこと。
09年度補正予算に、この制度の関連費用として100億円近くが計上されています。
制度の概要については、簡単ではありますが、ご理解いただけましたでしょうか?
詳細については、各専門機関にお問い合わせください。
ちょっと長くなってしましましたね。
本日はこの辺で。いつもありがとうございます。
























